ワードプレスブログをはじめてみたいので、初心者向きでブログ収益化にも向いているレンタルサーバーを教えて欲しい。
これからブログを本格的にやってみたい人はレンタルサーバーでWordPressブログを作ると思います。
まったくインターネットの知識がないままWordPressブログを作ることができるのか、大変不安だろうと思います。
この記事を読めば、レンタルサーバー選びで迷わなくなります。
ブログ向けレンタルサーバー比較 5選
- ConoHaレンタルサーバー
- エックスサーバー
- ロリポップ!
- mixhost(ミックスホスト)
- ColorfulBox(カラフルボックス)

わたしは20年以上、仕事でホームページやブログを作ってきたWEBデザイナーです。
レンタルサーバーの成長・変化も見てきています。
以前は基本的にレンタルサーバーが使えるのは、少なくともサーバー管理ができる技術や知識が必要でした。
知識がないけどホームページを作ってビジネスに活かしたい。
独自サイトでネット通販をはじめたい。
私はそんなお客様の声を聞いて仕事を請け負う立場でした。
現状いまはホームページ制作・ワードプレス構築の仕事は受けていません。
なぜなら?
誰もが簡単にレンタルサーバーを借りて、WordPressブログを簡単に作れる時代になったからです。
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レンタルサーバーとは?役割は?
サーバーとは、インターネット上のデータの保存場所のことです。
WordPressブログをはじめるためには、常時インターネットにつながった状態でデータを保存しておく場所が必要です。
これを「サーバー」といいます。
プライベートなパソコンの中に保存されているデータと基本的には変わりません。
プログラムを動かす同的な仕組みもあり、WordPressはこれにあたります。
WordPressの仕組みが保存されている領域、データベースが保存されている領域があり、ブログにアクセスがあった時に、データベースから必要なデータを持ってきてとWordPressテーマ(テンプレート)と仕組みを組み合わせてページを表示させています。
これを保存・管理している場所がサーバーです。
レンタルサーバーは、共同サーバーの一部を借りる契約をして使うことができます。
レンタルサーバー各社、サーバー容量、スペック、管理画面、月額料金など違い、特徴があります。

ここまでは専門的な前知識として読み飛ばしてもOKだにゃ。
でもここからが大事なポイントなので、しっかり読むにゃ。
レンタルサーバーの選び方8つのポイント
各社のレンタルサーバーのスペックやサービスは、以前に比べると格段によくなっています。
だからこそ迷う原因でもあるんですよね。
レンタルサーバーを借りるときに気をつけたいポイントは以下の通りです。
- 手ごろな月額料金
- 初期費用は必要か
- WordPressを簡単にインストールできるか
- データベースMySQLが使えるか
- 表示速度は速いか
- コントロールパネル(管理画面)は使いやすいか
- 無料独自SSLが使えるか
- 独自ドメイン永年無料サービスがあるか
1:手ごろな月額料金
月額料金の目安は1000円ぐらい
低価格のレンタルサーバーでも大容量・高スペックが当たり前になってきています。
だからこそ月額料金は必要最低限におさえたいところ。
安すぎるレンタルサーバーは、アクセスが多くなったときに表示速度が急激に落ちることがあります。
安いレンタルサーバーは趣味ブログや、アクセスが少なくても成り立つ小規模な事業者向けです。
レンタルサーバーの契約期間も気をつけましょう。
ブログ初心者がいきなり1年も契約する必要はありません。
レンタルサーバーの契約期間は、初心者なら3ヶ月からで十分です。
3ヶ月続けてみて本格的にブログが書けそうなら1年プランなどを契約しましょう。
ブログを書くことに向いていいないとか、やってみたけどつまらなかった、合わなかったという場合もあります。
「ブログで稼ぎたい!稼ぐなら数年契約だ!有料テーマも同時に購入だ!」
こういう人ほど早々にブログをフェードアウトしていることもあります。
2:初期費用は必要か
初期費用は無料がオススメ
レンタルサーバーを契約するときに初期費用が必要です。
この費用が無料のレンタルサーバーがあるので、そこを使うとお得にレンタルサーバーを使うことができます。
3:WordPressを簡単にインストールできるか
WordPress簡単インストール機能は必須
WordPress簡単インストール機能とは、簡単な初期設定でWordPressが開設できる機能のことです。
数カ所設定すれば、誰でも簡単にWordPress開設できます。
レンタルサーバーによっては、この手順が初心者にはむずかしいサーバーもあります。

4:データベースMySQLが使えるか
MySQLの利用制限がないサーバーがベスト
WordPressはMySQLデータベースを使ってデータを管理します。
データ管理はサーバー側の仕事です。
MySQLの使用数が制限されているサーバーがあるので、複数のブログを運営したい人は、数の制限があるのか?無制限なのかはチェックしましょう。
5:サーバーの速度は速いか
WordPressの高速化はサーバースペックが大きく影響します。
サーバー自体が遅いとWordPressの表示も遅くなります。
高すぎるサーバーを個人で利用するのは別のデメリットもあります。
サーバーのスペックは次の方法で判断します。
- 無料お試し期間があるレンタルサーバーを使う
- ネットで口コミ評価を読んで検討する

6:コントロールパネル(管理画面)は使いやすいか
レンタルサーバーによってコントロールパネル(管理画面)の操作が全然違います。
中には複雑でわかりにくいところもあります。
そういう設定が難しいサーバーを初心者が選んでしまうとどうなるか?
「サーバー設定むずかしい」「挫折する」です。
コントロールパネルの使い勝手も実際に使ってみるまでわからないので、無料お試し期間があるか、ネットの口コミ評価を読んで判断しましょう。
7:無料独自SSLが使えるか
ホームページのSSL化は必須
SSLは、ユーザーのパソコンとレンタルサーバー間のやり取りで通信データを暗号化してやりとりができます。
SSL化されていないサイトは危険サイトとしてユーザーからも検索エンジンからも低評価になります。
セキュリティー面でも必須です。
この記事で紹介するレンタルサーバーは、すべて「無料独自SSL」が使えるサーバーを選んでいます。
8:独自ドメイン永年無料サービスがあるか
独自ドメイン永年無料
レンタルサーバーのスペックや容量が上がっているので、各社はどんなお得なサービス・キャンペーンをつけることができるかを競いあっています。
確かエックスサーバーさんあたりがやり始めた「独自ドメイン永年無料」というキャンペーン。
通常、ドメイン取得料金・継続更新料金が必要なのに、「永年無料・0円」という信じられないサービスです。
どのレンタルサーバーもやるようになり、今は「いくつ取得できるのか」数で競い合うようになっています。
ドメインを5年運用すればそれだけ更新費用がかかります。
それが0円になるので、このキャンペーンをやっているレンタルサーバーを利用しましょう。

レンタルサーバー比較5選 WordPress初心者におすすめ
2021年、「レンタルサーバーの選び方・8つのポイント」にあてはまるサーバーを、人気のレンタルサーバーの中から厳選しました。
- ConoHaレンタルサーバー
- エックスサーバー
- ロリポップ!
- mixhost(ミックスホスト)
- ColorfulBox(カラフルボックス)
mixhost(ミックスホスト)・ColorfulBox(カラフルボックス)は、よく比較検討に上がってくるサーバーだし、おすすめしているブロガーもいるかもですが、ブログ初心者にはオススメできません。
mixhost(ミックスホスト)・ColorfulBox(カラフルボックス)が初心者にオススメできない理由
mixhost(ミックスホスト)・ColorfulBox(カラフルボックス)がオススメできない理由は、初心者が使いにくいことです。
専門的な知識がないとコントロールパネルすら扱えないです。

cPanelといわれるサーバーのコントロールパネルは初心者が見てすぐに理解できるものではないです。
専門用語が多すぎて、サーバーに慣れている私ですら使いにくさを感じました。





この画面を見てパッと意味がわかる初心者がいるのかにゃ?
mixhostは実際に1年使ってみましたが、コントロールパネルが使いづらく、ワードプレス の管理も難しいので使うのをやめました。
mixhostもColorfulBoxもアダルトサイトに利用可能のサーバープランがあるので、アダルトジャンルのサイト運営には強いです。
mixhost![]() | ColorfulBox![]() | |
---|---|---|
月額料金 | 3ヶ月契約 1,518円/月 | 3ヶ月契約 1,364円 /月(BOX2) |
初期費用 | 無料 | 無料(条件あり) |
お試し期間 | 30日間返金保証 | 30日間お試し無料 |
容量 | SSD 250GB | SSD 300GB |
転送量目安 | 18TB/月 | 18TB |
WordPress | △ | △ |
MySQL | 無制限 | 無制限 |
SSL | ◯ | ◯ |
ドメイン永年無料 | ◯(条件あり) | なし |

残るはConoHa・エックスサーバー ・ロリポップ!だにゃ
ConoHa・エックスサーバー ・ロリポップ! 料金・スペック比較

レンタルサーバー各社、顧客の奪い合い合戦でありえないキャンペーンが目白押しです。
ドメイン永年無料はかなりインパクトがあります。
サーバーのスペック面では以下のチェックポイントがあります。
- PHPの処理速度が速い
- メモリ容量が大きい
- データ転送量の上限が多い
ConoHa WING![]() | エックスサーバー![]() | ロリポップ!![]() | |
---|---|---|---|
月額料金 | (ベーシック) 3ヶ月契約 1,210円/月 | (X10プラン) 3ヶ月契約 1,320円/月 | (ハイスピード) 3ヶ月契約 1,100円 /月 |
初期費用 | 無料 | 3,300円 (無料キャンペーンあり) | 無料 |
お試し期間 | なし/初月無料 | 10日間お試し無料 | 10日間お試し無料 |
容量 | SSD 300GB | SSD 300GB | SSD 320GB LiteSpeed |
転送量目安 | 27.0TB/月 | 無制限 | 900GB/日 |
WordPress | ◎(超簡単) | ◯(簡単) | ◯ |
MySQL | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
SSL | ◯ | ◯ | ◯ |
ドメイン永年無料 | 2つ | キャンペーンあり | あり(条件あり) |
ConoHa WINGサーバーがいろんなメリットを用意しているから、ConoHa以外にしちゃうといろいろ損しちゃうんですよね。
ConoHa WINGが総合的に他社よりもよいサービスを提供しています。
ConoHa・エックスサーバー ・ロリポップ!を比較するとスペック的にはどのサーバーも僅差。
それぞれのサーバーの特徴を分析してみます。
- 運営実績の長いレンタルサーバー
- 2001年に個人や初心者のホームページ運営向けにサービス開始
- 過去に大規模なサーバー攻撃を受けたことがあるらしい(*2006年)
- 安価ゆえのデメリットが目立っていたが近年では改善
- サーバーの処理速度もハイスピードに対応
- 転送量目安1日900GBと制限があるので、膨大なアクセスが必要なアドセンスブログの運営は不安
ロリポップ!がハイスペックになったとはいえ、おすすめするのは正直不安です。
使っている途中で「やっぱり乗り換えようかな」となるのが予想できます。
- 2003年にサービス提供開始、運営実績・信頼では申し分ないレンタルサーバー
- 当ブログも2017年から2020年まで使用したサーバー
- 初期費用がかかるのでキャンペーン中に利用開始するとお得
- ドメイン永年無料サービスはキャンペーン期間中のみ
- 10日間お試し無料なのでリスクなしでサーバーを試すことができる(ただしキャンセルすると取得した独自ドメインなども無効になる)
安心感を求めるなら「エックスサーバー」を選んでおけば間違いありません。
自作PHPとかを動かしたい人はエックスサーバーが使いやすいです。
- ConoHaは、2013年にGMOインターネット株式会社がVPSサービスを開始
- 2018年9月に「日本国内最速の処理速度」として高性能レンタルサーバー「ConoHa WING」を提供開始
- 運営実績が少ないながらも有名ブロガーが愛用し始めたことでユーザーが増えた
- 手ごろな値段でハイスペック
- WordPress運営に特化したレンタルサーバー
- 独自のキャッシュ機能で簡単にブログの高速表示が可能
- セキュリティーに強い/設定が簡単
- WordPressを丸ごと簡単にコピーできるので運営に重宝する
- 人気の有料テーマが割引で購入でき、簡単にインストールできる
- 無料テーマ「Cocoon」は面倒なダウンロード・インストールをすることなく、ワンクリックで利用可能
- ドメイン永年無料2つまで取得できる
- コントロールパネルが使いやすい
ConoHa WINGだけ特徴が多いですが、それもそのはず。
最強のレンタルサーバーを狙って大胆なキャンペーンをしています。
今まで全然レンタルサーバーを使ったことがない人なら、「ConoHa WING」にしておけばお得です。
多くのメリットがあるので迷う余地ゼロです。
ConoHa WINGの「日本国内最速の処理速度」は本当?

当ブログを設置しただけの状態のとき、モバイルスコアもPC100が出ました。
記事を書いたり、コンテンツを入れ込んでいるのでもう少し速度は落ちます。

スマホ表示速度80以上、PC表示速度90以上
当ブログではWordPressテーマにSANGOを使っています。
2019年1月自社調べ。サーバー処理速度の計測結果は、日本国内シェアを90%以上占めたトップ10サービスの、各サービスの最下位プランをApache Benchで5回計測した平均値です。

爆速ですよ!とは断言できませんが、問題ないレベルの表示速度です。

コントロールパネルがシンプルで使いやすいです。

ConoHa WINGはデフォルトで無料・有料テーマ4種類をカスタムインストール可能です。


まとめ レンタルサーバー比較|WordPressブログにおすすめのサーバーの選び方
レンタルサーバーの選び方には8つのポイントがあります。
- 手ごろな月額料金
- 初期費用は必要か
- WordPressを簡単にインストールできるか
- データベースMySQLが使えるか
- 表示速度は速いか
- コントロールパネル(管理画面)は使いやすいか
- 無料独自SSLが使えるか
- 独自ドメイン永年無料サービスがあるか

気になるサーバーの印象が変わったかにゃ?
あなたの目的に合わせて最適なレンタルサーバー選びをしましょう。
ほかにもWordPressブログについてわからないことがあれば、次の記事も参考にしてください。
- 趣味ブログと収益ブログの違い、稼がないなら日記ブログもおすすめ
- ブログ作成はどこがいい?無料ブログサービスおすすめ
- 雑記ブログと特化ブログのどっちでも収益化可能なので説明する
- WordPressが使える無料レンタルサーバーのデメリットと利用方法
WordPressブログの始め方
- WordPressとは?費用や料金・無料で使う方法
- 永年無料ドメインが2つ取得できるレンタルサーバー
- レンタルサーバー比較 おすすめ5選〜選び方8つのポイント
- エックスサーバーとConoHa WINGの比較|両方使ってわかった違い
- 【10分で完了】ConoHaWINGでワードプレスブログを始める手順
- 【悩まない】SEOに適切なWordPressのカテゴリ設定方法
- ブログの配色は心理学で考えると悩まない|カラーコード付き
- WordPressを高速化|速度計測を100点に近づける6つの対策
- WordPressプラグイン無料で使えるおすすめ8つ
WordPressテーマ
- WordPressテーマ無料3選+有料3選【シンプルなデザイン】
- Cocoonの評判|ワードプレス初心者におすすめの無料テーマCocoon
- 有料テーマSWELLと無料テーマCocoonの違いを比較
- WordPressテーマが1万円以内で買える安いおすすめテーマ
- AFFINGER6評価レビュー|使った感想やAFFINGER5との違い
- SANGO・SWELL・AFFINGERの比較レビュー |買うならこれ
SANGOテーマの使い方
- WordPressブログの人気テーマ SANGOの評判レビュー|ブログ初心者におすすめ
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- SANGOテーマの非公式カスタマイズガイド・使い方まとめ
- SANGOコンテンツブロックの使い方|カテゴリごとに表示を切り替える
- SANGOのボックスメニューの使い方|記事後のナビゲーションを充実させまくる
- WordPressテーマSANGOでサルワカ風トップページを作る
WordPressテーマ SWELLの使い方
ConoHa WINGの始め方
- コノハウィングの評判 7つのメリットと使い方|ConoHaWING
- ConoHaサーバーの料金 WINGパックと通常プランの違い
- ConoHa WINGの割引やキャンペーンまとめ
- ConoHa WING(コノハウイング)の障害は多い?よくあるエラーや障害
- ConoHa WING コノハウイングパックを確実に解約できる手順を解説
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